- ディズニーランドまで歩いて行ける家に住みたい
- 閉園後の満員電車や長い帰宅時間から解放されたい
- 部屋から花火を見ながら優越感に浸りたい
Dヲタ(ではない憧れの人)なら一度は、このような「舞浜移住」を夢見たことがあるのではないでしょうか?
しかし、憧れだけで「舞浜駅 徒歩圏内」の物件を契約するのは危険です。 実は、不動産サイト上の「徒歩圏内」と、我々Dヲタが求める「徒歩圏内」には決定的なズレがあり、多くの人が高い家賃を払ってから「買い物難民」や「強風」といった現実に直面し、後悔することになるからです。
この記事では、大阪から念願の舞浜移住を果たした筆者(ぬま畑)が、不動産屋は教えてくれない「Dヲタ視点の賃貸事情」と「生活のリアル」を解説します。
この記事を読めば、「家賃6万円台で花火が見える穴場エリア」や、失敗しない物件選びの基準がわかります。
結論から言うと、舞浜生活を成功させる鍵は「駅までの徒歩分数」ではなく、「自転車と駐輪場の確保」にあります。夢の国へのパスポートを手に入れる前に、まずはこの「入国審査」を通過してください。
結論:徒歩圏内の物件は「ある」。ただし3つのエリアを知っておく必要あり

まず、あなたが一番知りたい「そもそも住める物件はあるのか?」という疑問にお答えします。
答えは「YES」!しかも、家賃10万円越えの高級マンションだけでなく、単身者でも手の届く「家賃5〜6万円台」のアパートも存在します。

しかし、ここで不動産サイトの検索窓に「舞浜駅 徒歩15分」と入力してはいけません。舞浜駅周辺(浦安市)で「徒歩圏内」と呼べる賃貸エリアは、住環境が全く異なる「3つのエリア」に分かれているからです。
あなたにおすすめのエリアはどこ?3つの選択肢
自分のスタイルに合わないエリアを選んでしまうと、「ランドは近いけどスーパーがない」「家賃は高いのにシーまで遠い」といったミスマッチが起きます。
まずはこの3つの選択肢を把握しましょう。
選択肢①:富士見エリア(コスパ最強のランド派)

もしあなたが「ランド派」で、かつ「家賃を抑えたい」なら、浦安市富士見(ふじみ)エリア一択です。
- 家賃相場: 6〜8万円台(1K/ワンルーム)
- 特徴: 築年数が古い物件が多い。Dヲタ住人が多い。(気がするw)
富士見エリアは、ディズニーリゾートに全フリとして考えた時、コスパが非常に良いエリアとなります。ですが、道が入り組んでおり、築年数が古い木造アパート(ハイツ・コーポ系)が中心です。
ここだけの話:駅よりゲートが近い?
実は富士見エリアは、地図で見ると「舞浜駅」からは遠いのですが、ランドの駐車場裏手に位置しています。
そのため、物件によっては「駅に行くより、ランドのエントランスのほうが早い(徒歩15分程度)」という逆転現象が起きることも。「寝に帰るだけ」「とにかくランドに近づきたい」という単パス持ち(想定)には、まさに神エリアです。
選択肢②:弁天エリア(優雅なシー派・リゾラ派)

「予算はあるから、綺麗な街並みで暮らしたい」という方には、浦安市弁天(べんてん)エリアが候補に入ります。
- 家賃相場: 7〜9万円台
- 特徴: 区画整理されており治安が良い、高級住宅街
弁天エリアは舞浜駅の北口正面にあり、歩道も広く整備されています。
ただし!シーのエントランスへは距離があるため、徒歩よりも自転車かリゾートライン(有料)の利用が現実的です。
また、地図で見てもらったらわかりますが、確かにTDRの近く…むしろ隣ですけど、徒歩の場合、遠回りしないと舞浜周辺にはたどり着けません。それを踏まえて物件の選択肢に加えると良いと思います。
選択肢③:堀江・東野エリア(生活重視のリアリスト)

「ディズニーも大事だけど、スーパーが遠いのは無理」 そんな生活の質を落としたくない方は、少し離れた堀江(ほりえ)・東野(ひがしの)エリアまで視野を広げましょう。
- 家賃相場:6〜7万円台(1K/ワンルーム)
- 特徴:築年数が古い物件が多いが、Dヲタ住人が比較的多い
ここは「徒歩圏内」と言うには少し遠い(徒歩25分〜)ですが、自転車さえあればパークまで15分圏内です。
周辺にスーパーや飲食店が多く、生活費を抑えながら快適に暮らせる「賢い選択肢」と言えます。
ちなみに、こちらは舞浜駅と言うより、むしろ浦安駅や新浦安駅の方が近くなるので、よりディズニーリゾートよりもさらに生活に焦点を合わせたエリアとも言えます。
バスや自転車で舞浜まででも苦痛ではないという場合は選択肢に入れるのもアリです。
※なお「東野エリア」は場所によってはディズニーランド(舞浜駅)に行ける距離になり、生活インフラから少し離れる場所になることもありますので、不動産会社や実際に足を運ぶのが得策です
夢の国の隣にある「厳しい現実」

では、住む場所が決まった!…としても、安心するのはまだ早いです。家賃を払えば夢の生活が手に入るかと言えば、そう甘くはありません。
埋立地特有の、過酷な生活環境があなたを待っています。
- 買い物難民・食事難民のリスク
- 気象条件(強風・塩害)
- 建物の老朽化と防音性
舞浜駅周辺には、日常使いできるスーパーが壊滅的にありません。
イクスピアリには成城石井がありますが、毎日そこで食材を買えば食費がとんでもないことになります。(いわゆるエンゲル係数の爆発ってやつですねw)
また、先程お伝えした弁天エリア付近の住宅街には手軽なチェーン店や定食屋もかなり少なく、自炊をしないと「舞浜駅のコンビニ」か「高いイクスピアリ飯」の二択を迫られることになります。
さらに覚悟すべきは「風」ですね。
海沿いの埋立地であるため、年間を通じて強風が吹き荒れます。地元の人の間では「洗濯物が潮っぽくなる」「風が強すぎてそもそも外に干せない」なんて声も上がってます。(でもあたりを見渡すと干してる人は多いですが…)
浴室乾燥機がついている物件か(所持)、あるいはコインランドリーの位置を確認しておくのも、地味ですが重要なポイントです。
そして、家賃6万円台の木造アパートを選ぶ場合、隣人の生活音も気にする必要があり、それとは別の毎晩あがる花火の音が「騒音」として降り掛かってくるリスクも考慮しなければなりません。(と言ってもDヲタとして、花火の音はむしろ歓迎ですよね?)
それでも住むなら「魔法のアイテム」を使え
ここまで厳しい現実を並べましたが、それら全てを解決する、まるで魔法のようなアイテムがあります(まさにディズニーだけに)。
それは「自転車」です!
「…って普通じゃん!」って言うツッコミが聞こえましたが、説明させてください!
- 徒歩への固執を捨てる
- 3地点移動の自由
- 駐輪場の確保
「徒歩圏内」で探していても、最終的にDヲタが行き着くのは「自転車最強説」なのです。舞浜周辺は坂道がない平坦な土地なので、自転車さえあれば本当に世界が変わります。
自転車があれば、舞浜駅(パーク)、浦安駅(東西線・飲食店街)、新浦安駅(大型イオンなど)という3つの重要拠点を、すべて15分以内で移動できるようになります。
自転車を所持するだけで「買い物難民問題」は一気に解決するので、舞浜周辺に住むなら、自転車…買いましょう!
買い物後の荷物は?ウーバー化が正義?
さすがに自転車で買い物行ったあとは荷物がネックになります。そこであったら便利なのが「デリバリーバッグ」ですね。
あのウーバー配達員が背負ってる(みたいな)四角いリュックです。折りたたみできるものを持参して、帰る際に広げて背負って帰宅。
時短車はあるものの荷物どうすんだよって思ったのですが、これで解決です。
…そうそう、言い忘れてました。舞浜周辺に住むメリットの一つとして自転車専用の道(自転車道)が多いんです。自転車としての道が整備されてるエリアが多いので、自転車が乗りやすい地域でもあるんですよね、浦安・舞浜って。
物件探しの際は、駅までの徒歩分数よりも「しっかりした駐輪場があるか」を最優先事項にしても良いくらいです。
まとめ:その家賃は「年パス」代わりになるか?
正直、年パス代わりになるのか?と問われると『 ≒ 』ですね。
ディズニーランド徒歩圏内に住むということは、単に部屋を借りるのではなく、ライフスタイルそのものを変える決断です。
不便さは間違いなくあります。スーパーは遠いし、風は強いし、家賃も相場より少し高いかもしれません。
しかし、仕事で嫌なことがあった夜、「ちょっと散歩してくる」と言って自転車を走らせ、イクスピアリ越しに花火を見上げる。ボン・ボヤージュで限定商品をゲット。などなど……そんな生活は、ここでしか手に入りません。
もし、あなたがこの生活に「不便さ以上の価値」を感じるのであれば、ようこそ舞浜へ。
ただ、より具体的な「お金の話」や、実際に住んでみて「やっぱりやめておけばよかった」と思う瞬間についても、包み隠さず知っておくべきです。契約書にハンコを押す前に、こちらの記事も必ず目を通しておいてください。
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